29年度 教育支援委員会活動方針
委員長 小橋川和子
東京都同窓会教育支援委員会が発足して6年目を迎えました。主な活動内容は、大学から依頼された①教育実習の巡回講師、②教員志望の学生を対象にした研修の支援、そして大学が主催する③日体教学舎への協力です。以下に今年度の活動を述べます。
教育支援委員会の定例会は年4回実施しています。初回(4月)は、新しい委員の顔合わせ・今年度の活動内容の周知・規約の見直し、第2回(9月)は、教育実習の状況、一次対策講座の報告、第3回(11月)は、教育実習巡回指導反省協議会の準備、12月に次年度の教育実習担当校の割り振り、第4回は、翌年の(3月)は、1年間の反省と次年度へ向けた準備となっています。
①<教育実習の巡回指導について>
今年度の東京都同窓会の担当は、公立(小・中・高・特支)私立(小・中・高)合わせて168校、実習生206名です。実習時期は、5月末から6月ですが、中には11月頃という学生の場合もあります。東京都の多くの学校で日体生が、大変お世話になっておりますが、どうぞ厳しくも暖かくご指導くださいますようお願い申し上げます。
今年度の教育実習の巡回指導の事前指導は3月18日(土曜日)に東京・世田谷キャンパスで行われ、まもなく教育実習が始まります。
教育支援委員会が中心となり、昨年11月に同窓会から大学へ巡回講師を推薦し、委嘱された講師が教育実習の特別教授(平成29年度より名称変更)として巡回指導を行います。本学は、入学時の教員志望はおよそ7割近くですが、学年進行とともに多岐の進路に代わっていく現状があります。大学は、教諭を目指す学生の良き模範者を養成する日体教学舎を設置し教員の育成に力を注いでいます。
②<教員採用試験一次対策講座について>
この講座の実施にあたり、昨年の10月頃より準備を始め、「期待される教師像」の講演者や合格体験発表者(本講座を受講し合格を手にして、現場で活躍している教員1・2年目の先輩教師の話)等の人選を行ってきました。素晴らしい方々が応じてくださることになりました。そして、新年を迎えた頃には今年度のカリキュラムもほぼ完成し学生支援センターを通じて募集を開始しました。今年度も3月末現在35名の申し込み者がありました。
東京都同窓会主催の今年度の教員採用候補者選考一次対策講座は(4月15日、22日、29日いずれも土曜日、6月18日、25日いずれも日曜日)午前10時より午後4時まで、東京・世田谷キャンパスで行われます。講座内容は教職教養・専門教養の過去問の学習方法から、論文指導に連動する1分間スピーチ等面接試験にも対応できる内容とし毎回管理職経験者の講師4・5人で指導に当たっていきます。
28年度、教員採用試験の現役合格者数は東京都11名でした。今年も昨年にも増してよい結果を出せるよう努めてまいります。さらに、夏には大学からの依頼を受け、7月末から8月20日過ぎまで二次対策講座(教員採用試験一次合格者の指導)の講師を担当しています。
③<日体教学舎への協力について>
同窓会は、後藤教授のもと、選抜された学生が研修している講座への講師派遣を行っています。ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
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